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Home > ブログ > 妊娠~出産に直面するからだの変化☆なぜ産後に不調が増えるのか

マタニティ

妊娠~出産に直面するからだの変化☆なぜ産後に不調が増えるのか

こんにちは。

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

 

妊娠、出産はからだの大仕事。お母さんのからだの中では、ホルモンや筋肉など様々な変化が起こります。

その中のからだの大きな変化の一つが、重心バランスの変化です

 

産前のバランスの取り方と、妊娠中のバランスの取り方は大きく異なります。この変化をからだが上手く認識できないことで、

腰痛をはじめとする、妊娠中のマイナートラブル、産後の不調の原因になっていくのです。

 

私たちのからだが、妊娠、出産でどう変わるのか・・・。

今すぐできる、超簡単なホームケアの方法も合わせて紹介しているので、ぜひ実践してみてください!

目次

重心バランスの変化

産前のからだのバランス

妊娠前、人のからだは「頭」が一番重たい状態でバランスを取っています。
人が二足歩行をはじめてから、ずっと変わることのないバランスです。

姿勢が良い状態だと、より筋肉や関節に負担の少ない立ち方になりますが、
現代人は何かと「姿勢が悪い」といわれます。
一概には言えませんが、妊娠前に正しい姿勢を取れていたり、
キチンとからだを支える筋力がある方のほうが
妊娠中のマイナートラブルに見舞われにくい傾向があるようです。

また、正しい姿勢は「全身の血の巡り」を良くしてくれるので、妊娠しやすいからだ作りにも
欠かすことのできない要素です。

妊娠中のからだのバランス

赤ちゃんがお腹の中で成長するにしたがって、お腹全体も重たくなってきます。
順調に大きくなると、出産前には2500g以上の重さのお腹を支えながら、
生活することになるのです。

今まで「頭」が一番重たい状態で支えていたからだが、10か月近い期間の中で
「お腹」が一番重たい状態に変化していきます。

大きく前に出たお腹を支えるために、腰は反り返り、背中は丸まっていきます。
お腹を支えるための筋肉の使い方を脳が学習していくのです。

妊娠中の不調も、この独特なバランスの取り方がかける、
筋肉や関節への負担が大きく関係しています。

産後のからだのバランス

長いあいだ、「お腹」を支えるバランスを取っていたからだが、一瞬のうちに「頭」を
支えるバランスに戻されます。この変化に、何よりもまず筋肉に指令を出していた「脳」が混乱します。
バランスの変化を上手く、理解できずに妊娠中のバランスのクセが抜けなくなります。

加えて、妊娠中に引き伸ばされた腹筋やお尻の筋肉が、上手く伸び縮みすることが出来なくなります。
「インナーユニット」と呼ばれる体幹のインナーマッスル、呼吸筋が機能を失い、負担は全身に
広がっていくのです。このバランスの変化が、いたるとことで産後の不調の原因になります。

「重心の揺り戻し」が様々な周産期の不調の原因に!?

この妊娠→出産までの一連の重心の変化の中で
「妊娠中、徐々に前に引っ張られていた重心が、産後急に戻されること」
を骨盤軸整体では、【重心の揺り戻し】と呼んでいます。

重心の揺り戻しによって、体幹の機能は低下し、からだを上手に使えなくなります。
その状態で育児がはじまると、からだには必要以上に負担がかかり、もともと弱かった部分や、
産前思いもしなかったところに不調が出始めるのです。

産後すぐから、いつでも出来る!簡単、ケア方法!

難しいことは抜きに、産後すぐからでも出来る、超簡単なケア方法をお伝えします。

それは【さする】ことです。

全身の筋肉を、ゆっくり優しくさすってあげてください。
(旦那さんやご家族にやってもらってもOK)

とっても簡単ですが、筋肉をさすることで
1、血流促進
2、運動神経促進
の二つの効果がえられます。

2の運動神経開通とは、からだに「ここに使える筋肉があるんだよ~」と教えてあげることです。

前述しましたが、産後は脳が混乱して筋肉が上手く使えなくなるので、やさしく触れることで
意識を送ってあげることが大切です。

コツは強く押さないこと。からだの外側から中心へ。筋肉の起伏に合わせて、さすることです。

出産の混乱の中、今日も筋肉はあなたを支えようと一生懸命です。
やさしくさすって、頑張るからだをねぎらってあげてください。

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