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産後ケア

なぜ2人目を妊娠すると腰痛になるのか☆産後ケアの大切さ

こんにちは。

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

 

妊娠、出産中よくある現象に

「2人目を妊娠すると、腰が痛くなる」

というものがあります。

 

もちろん、腰痛だけではありません。

全ての不調が強く出るのが、2人目以降の

妊娠です。

 

「1人目の時は何ともなかったのに…」

 

「ちょっと調子が悪くなったけど、

こんなに引きずらなかった…」

 

と不思議に感じながらも、

 

「やっぱり歳なのかぁ」

と少し寂しい気持ちになりますよね。

 

年齢が無関係とまでは言えませんが、

同じ年齢で出産を迎えても、

やはり2人目、3人目の出産の方の方が

症状は重くなりやすいと言えます。

 

一体何が違うのでしょうか。

 

目次

症状が悪化する主な原因

妊娠、出産後の体調が悪化する原因は、

1、筋力が落ちている事

2、姿勢が悪くなっている事

3、からだを上手に使えなくなっている事

大きくわけてこの3つです。


3つの原因を持ち合わせていると、
初産でも症状が悪化しやすい傾向にあります。

逆に、産前しっかりからだが使えていた方も
1人目の妊娠、出産によって、知らず知らずのうちに
3つの状態に陥っています。

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

1、筋力が落ちている

筋肉は伸び縮みすることで力を発揮します。
妊娠中は、お腹やお尻の筋肉が引き伸ばされることで、
上手く力を発揮できなくなります。

上手く力を発揮できない筋肉の筋力は、
落ちていき、同時に他の筋肉に負担が
かかるようになります。

産後1,2年経てば筋力も戻るだろうと考える方は多いのですが、
バランスよく筋力が戻る方はごくわずかで、
たいていの場合、どこかに極端に負担をかけている
状態が続いています。

産後、”本当に使いたい筋肉”の筋力は、
なかなか意識しないと戻すことが出来ないのです。

2、姿勢が悪くなっている

正しい姿勢の維持には、インナーマッスルが欠かせません。

妊娠中、大きくなった子宮に圧迫されることで、
お腹まわりのインナーマッスルは
引き伸ばされます。

インナーマッスルが上手に使えない状態で、
育児特有の授乳や抱っこの動作を繰り返すと、
姿勢はどんどん悪くなっていきます。

その状態で、2人目を妊娠し、
大きくなるお腹を支えるバランスに
変わっていくと、いよいよ支え切ることが
出来なくなります。

例えば、0の状態から5を引くと、マイナス5になります。
ところが、マイナス3の状態から5を引くことになると、
マイナス8になってしまいます。

からだが痛み、不調として認識するラインが
マイナス6からだとすると、どうでしょうか。

妊娠中のからだへの負担が同じだとしても、
後者のほうが、痛み、不調として認識されます。

妊娠前のからだの状態は、思っているよりも
妊娠中の体調や、産褥期の回復に
影響するのです。

3、からだを上手に使えなくなっている

1,2も踏まえて、産後ケアをしっかりとしていない場合、
からだが上手に使えなくなっています。

妊娠中の動作ひとつとっても、
無理な動きが増えてしまいます。

これくらいの動作は、1人目がお腹にいた時には
平気だったと思っていると、
思わぬ痛みや不調に襲われてビックリ!ということも
珍しくないようです。

1人目の出産でからだは変化している

妊娠、出産で症状が悪化する3つの理由を確認しました。

1人目を出産したあとには、ほとんどの方が
知らず知らずのうちに、この3つのうちの複数に
当てはまる状態になっています。

これこそが、1人目より2人目の方が症状が
悪化しやすい理由なのです。

逆に、年齢と共に3つの原因を満たしてしまう
可能性が高くなるので、
「歳のせい」と思う方が多いのだと思います。

実際は、キチンとケアをしているほど、
年齢とは関係なく、快適な産前・産後を送れます。

自覚症状がない時ほど危ない

そうは言っても、1人目を産んだ後は何の自覚症状もなかった。

からだも元気だったし、筋力が落ちたり、姿勢が悪くなった感覚もない!
という方もいるかもしれません。

ですが、この場合、自覚症状がない方が
危険かもしれません。

本来姿勢は、筋肉の長さや力のバランスで決まります。

妊娠中は、ほぼ強制的に
この筋肉の長さやバランスが変わるので、
全く変化がないわけはないのです。

ところが、自覚として「痛み」や「ふらつき」がないと、
またはすぐに戻るから大丈夫と思っていると、
気付かないうちに、それが”当たり前”の状態になってしまうのです。

当たり前の状態になってしまうと、
子育て中、どこかでからだが限界を超えて、
耐えきれないほどの不調になるか、
次のお子さんが出来た時に、
何かがおかしかったと気付かされることに
なります。

痛みや不調がなくても産後のメンテナンスはした方が良い

ごくまれに、2人、3人産んでも「からだは何ともない!」
というママさんがいてビックリします。

でも、痛くない=産前と同じ状態でからだが使えているとは
限りません。

元気!と思っている今が、本来その方が持っている
ポテンシャルの半分も満たしていない状態の
場合もあります。

もともと、整体というのは、痛みや症状が出る前の
段階で食い止める「予防」の観点を大切にしています。

妊娠・出産は一生に数回の女性の
大仕事です。

その大仕事の前後に、からだを大切にしてあげることは、
その先に起こりうる不調や痛みを
カバーして、あなたの人生をより豊かにしてくれると
信じています。

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