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Home > ブログ > 産後、筋トレをすると症状が悪化するのはなぜ?

ファンクショナルトレーニング

産後、筋トレをすると症状が悪化するのはなぜ?

こんにちは。

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

 

「産後の不調の主な原因は筋力不足です!

だから、筋トレをしてキチンと

筋力を戻してくださいね。」

 

そう言われたことをきっかけに、

産後、筋トレに励む方がいます。

 

ところが、いざ一生懸命に筋トレをしてみると、

良くなるどころか、痛みが強くなったり、

不調が悪化するケースが多々あります。

 

やり方がいけないのか?

続けていればよくなるのか?

 

悩みますよね。

 

大切なことは、鍛えていく

順番にあります。

 

一緒に、

確認していきましょう。

目次

回復には順番がある

妊娠中に大きくなる子宮の影響を受けて、
からだの使い方、姿勢やバランスは大きく変わります。

特にお腹の筋肉は、見た目でも大きくなっているように、
引き伸ばされることが分かると思います。

最優先は「インナーユニットの回復」

産後、上手に使えなくなってしまう筋肉の代表が
「インナーユニット」。

インナーユニットとは、
多裂筋・腹横筋・横隔膜・骨盤底筋の
総称で、体幹のお腹のスペースを囲う
インナーマッスルです。

(詳しくは下リンクの「ブログ:妊娠・出産で
使えなくなる体幹の正体☆
インナーユニットって何?」を参照ください)

通常の場合、姿勢維持のために、このインナーユニットが
平均30%ほど機能しているらしいです。

ですが、産後の女性の場合、ほとんど正常に
機能させることが出来ません。

日常生活や、運動動作・・・
どんな動きにも、体幹の安定は必要になるので、
産後の回復の最優先項目になります。

順番を間違えると痛みの原因になる

私たちが、普段目にする筋トレの多くが、
アウターマッスル、つまり表面の筋肉を
鍛えるものです。

中には、インナーマッスルに注目しているものも
ありますが、結果としてアウターにも
負荷のかかるものがほとんどです。

例えば、「プランク」といわれる
トレーニングは体幹を鍛えることで有名ですが、
インナーユニットが機能していない
状態で行うと、腰を痛めるだけでなく、
インナーユニットそのものに
ダメージを与えてしまう可能性があります。


本来、人のからだはインナーマッスルで
からだを安定させ、その土台の上で
アウターの筋肉を使って大きく動くことが
できます。

土台が欠けた状態では、
動かすことに必要以上の負荷がかかり、ケガの
もとになってしまいます。

「鍛える」より「使える」ことが大事

落ちた筋肉を戻すことは大切ですが、
その前提として、キチンとからだが使えている
状態にしてあげることが大切です。

動作を鍛える大切さについても書いているので、
下リンクの「ブログ:痛みのないからだ作りに
必要な筋トレとは☆「動き」を鍛えるトレーニング」
もぜひ参考にしてください。

筋肉は落ちるより先に使えなくなる

運動をやめてしまったり、寝たきりになると、
よく「筋力が落ちる」と言われます。

ですが、筋肉は筋繊維が細くなるよりも先に、
脳との神経伝達が悪くなります。

先に上手く動かせなくなるのです。

鍛えても使えない可能性がある

競輪選手のおもしろい話があります。

競輪では脚の前面の筋肉、「大腿四頭筋」
を使います。

どの選手もみな、太く、立派な太ももをしていますよね。

ところが、ずーっと自転車をこぎ続けていると、
あれだけ太い脚を持ちながら、
地面を上手に歩くことが出来なくなる
そうです。

「歩く」ための筋肉の使い方を忘れて
「漕ぐ」ための筋肉の使い方になっている
わけです。

まさに、ただ鍛えればいいわけじゃない
のだと教えられます。

まずはお尻を締める感覚を思い出そう

無理な筋トレを始める前に、まず筋肉、
特にインナーユニットを正しく使える状態に戻しましょう。

試しに、お尻の穴に力を入れて
ギュッと締めてみてください。

強い力である必要はありません。

大切なことは
”締まっている感覚”が自分でわかるか
ということです。

力をいれる感覚と
力が入っている感覚を
一致させましょう。

人によっては、全く分からない!という
場合もあるので、
出来る限り頭の中で力が
伝わるイメージを持ちながら、
繰り返し行ってみてください。

この感覚がないままに
トレーニングをはじめてしまうと、
からだへの負担はかなり
大きくなってしまいます。

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