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一般的な産後の「骨盤矯正」と「骨盤軸整体」の違い

こんにちは。

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

 

産後にからだをケアしたい!

体形を戻したい!と考えた時に、

ほとんどの方が

「骨盤矯正」という

言葉を思い浮かべる

思います。

 

私自身、不調の改善のために

ゆがみを

正すことは大切だと

考えています。

 

ですが、

「産前、産後」という

特殊なからだの状況

においては、ゆがみを取り除く

ことよりも、優先するべきことが

あると確信しています。

 

 

今日は、私自身の

体験談と合わせて、

当院で行っている

施術が一般的な

骨盤矯正と

どう違うのか、

お伝えします。

目次

骨盤矯正

一言に「骨盤矯正」といっても、
様々な先生が、様々な理論に基づいて
行っています。

全てと比較することは出来ないので、
ここでは、一般概念的な「骨盤矯正」
の概念について
説明していきます。

一般的な骨盤矯正

骨盤矯正といっても、明確な定義が
あるわけではないようです。

考え方も、矯正の仕方も
整体院や先生によって
様々なので、蓋を開けてみないと、
どんな内容なのか
分からないということも
珍しくありません。

痛みのない優しい手法から、
カイロプラクティックの
ように、ゴキッと骨を動かすもの、
機械を使うものなど、
さまざまです。

ですが、
総じて「骨盤まわりの
ゆがみを正すこと」を
「骨盤矯正」と呼んでるようです。

あくまで個人的にですが、
筋肉にアプローチするものより、
直接骨格や関節にアプローチする
手法の方が、「骨盤矯正」
という名称がつきやすいように
思います。

不定主訴に対する整体

私が不定主訴(お医者さんで、
はっきりした
理由や原因が
分からない痛みや不調)
に対して行っている
整体では、
筋肉のこわばりをとって、骨格を修正し、
ゆがみを正すことで、
痛みや不調を取り除いています。

主にやさしく揺らすような手法です。

骨盤は大事ですが、
全身調整を行っているので、
特に「骨盤矯正」という言葉は
使っていません。

以前は、周産期の方にも
この考え方のもと施術を行って
いました。

産前、産後の整体の中にも、
「骨盤矯正」という
言葉を使っていないもは
たくさんあると思います。

骨盤矯正の本質

以前、ブログでも書きましたが、
基本的に、産後骨盤が開いたままに
なることはありません。

(詳しくは下のリンクから
ブログ「骨盤矯正の誤解☆産後に
本当に必要な骨盤ケアとは」
をご覧ください。)

安易に、「開いた骨盤を閉じる」
のではなく、
開いたように見えてしまう
骨盤や股関節の
ゆがみや筋肉を整えることが
「骨盤矯正」の本質ではないかと
思います。

「骨盤矯正」が根本ではない理由

私がゆがみを正すやり方で、
周産期の整体を行っていた時には、
産後の方は安定するまでに、
時間がかかるという
認識がありました。

実は、産後のように
筋力が弱っている
状況で、ズレやゆがみを
正すには限界があります。

ズレ、ゆがみにアプローチ

骨盤矯正の本質はやはり
「ズレやゆがみ」を
整えることにあります。

ゆがみや姿勢と、筋肉の
使い方には関係性が
あるので、
ゆがみを正していくと、
結果的に筋肉は正しく使える
ようになっていきます。

もちろん、個別に鍛える必要が
ある場合も多いのですが、
ズレやゆがみが少ないほど、
正しい動きに近づけることが
出来ることは
間違いありません。

動くとズレる

ただ、この場合ひとつ問題が生じます。

静止状態で、修正したゆがみが
動くことでまたズレてしまうのです。

特に産後の場合、ほぼ間違いなく
体幹の筋肉が弱っていて、
使えていません。

この状態で、ゆがみを正しても、
重力下にさらされ、動いてしまえば、
体幹を代償した動きによって、
またゆがみが生じてしまいます。

ゆがみを正す、動くの繰り返し

とはいえ、先にご説明した通り、
ゆがみをただすことで、
筋肉の使い方や動作は
同時に修正してくる部分が
必ずあります。

なので、整える、動いてゆがむ、
ゆがみ切る前にまた整える
を繰り返していくと、
症状は変化していきます。

間に、適切な体幹のトレーニングを
入れることができれば
回復はより加速します。

それでも、やはり
ある程度の
時間がかかってしまいます。

特に、トレーニングを入れる
には、一定の水準まで
体幹のインナーマッスルが
回復する必要があるので、
どうしても、【改善するけど、
時間がかかる】のです。

私自身、当時の悩みでも
ありました。

骨盤軸整体

今現在、周産期の整体として活用している
骨盤軸整体は、この「動くことでゆがんでしまう」
「結果、時間がかかる」という
問題を解決してくれました。

骨盤矯正とは違ったアプローチ法で、
より本質的なアプローチになっています。

筋肉の使い方にアプローチ

骨盤軸整体では、筋肉の使い方や
体幹の回復にアプローチします。

骨盤矯正とは真逆で、
ゆがみにはアプローチしません。

「ゆがみ」そのものが、
周産期の不調の
原因だと考えていないのです。

動作が「安定する」

筋肉の使い方にアプローチすることで、
動きそのものに変化がでます。

立位やバランス動作での
「安定した」という変化が
分かりやすいのが特徴です。

中でも、動作時の痛みの原因になる、
「体幹」を正しく使えるように
していくので、基本的に
動き過ぎで悪くなるということも
ありません。

より本質的なアプローチ

骨盤矯正ではゆがみを正すことで、
筋肉を正しく使えるようにしていきます。

骨盤軸整体では、
筋肉を正しく使えるようにして、
結果としてゆがみが減っていきます。

筋肉が正しく使えていない限り、
ゆがみを正しても
元に戻ってしまうのだとしたら、
先に筋肉の使い方に
アプローチ出来た方が、
より効率的で本質的です。

だからこそ、骨盤軸整体は、
よりその場での変化が
分かりやすいのです。

まとめ

・「ゆがみ」や「ズレ」にアプローチするのが
 骨盤矯正

・静止状態で矯正しても、体幹が使えないと、
 動けばゆがむ

・「筋肉の使い方」、「体幹」に調節アプローチ
 するのが骨盤軸整体

・筋肉が使えると、動作が変わるので、
 より本質的な改善につながる

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