産後のひざ痛の原因☆セルフチェック付き
こんにちは。
熊谷市のマタニティ&
産後の整体に特化した
女性専門整体院、
見晴みつば整体です♣
何かとしゃがむ動作が多い、産後。
気付くと膝が痛い、
階段が辛い、
かがめない…など
膝にまつわるトラブルも
たくさん出てきます。
現場で最も多い、
産後の膝の痛みの原因と
一緒に、必要以上に
膝に負担をかけていないか、
セルフチェックしてみましょう。
目次
産後のひざ痛の原因
産後のひざの痛みの場合、
生まれてすぐよりも、
出産しばらく経ってから
症状が出る方が多いようです。
これには、産後と姿勢と
育児のからだの使い方が
深く関わっています。
立ち方の問題
産後、体幹が上手に使えなくなると、
頭に対して骨盤が前に出る
「スウェイバック」という姿勢になります。
この「スウェイバック」という姿勢、
赤ちゃんを抱えた時の抱っこの姿勢でも
あるので、しっかりと体幹の再教育を
しないと、子育ての間にどんどん
定着していってしまいます。
からだの前の重さを支えようとする
姿勢なので、ももの前の筋肉が
緊張し、負荷が増えます。
このももの前の筋肉
「大腿四頭筋」が固まると、
膝の曲げ伸ばしをする時に、
痛みを感じるようになります。
つまり、産後特有の姿勢がもも前に
負荷をかけ、それによって
膝まわりの筋肉が固まってしまうのです。
しゃがみ方の問題
もうひとつの大きな原因に
しゃがむ時のからだの使い方が
挙げられます。
妊娠中、そして
先ほどあげた産後の
「スウェイバック」という
姿勢はお腹が前にいく
姿勢です。
この姿勢によって、
伸びた状態を
強いられた股関節は、
折りたたむことが苦手になります。
ひとはしゃがむ時に
足首、膝、股関節、体幹を
連動して曲げるのですが、
股関節が上手く曲がらない
場合、隣り合う関節の
膝で代償しようとします。
この、股関節の動きを
膝で代償したしゃがみ方が
ひざ痛の原因になっています。
股関節の使い方をセルフチェックしてみよう
さっそく、膝に負担が少ない股関節の
使い方になっているかを
チェックしてみましょう。
ポイントは、膝よりも股関節を
折りたたむことが出来るかどうか、
です。
セルフチェック
1、つま先を約1cm離した状態で、壁の前に立ちます。
足は、肩幅くらいに開きましょう。
2、膝が出来るだけ前に出ないように、
お尻を突き出しながら、しゃがみこんで
いきます。
これだけです!
しっかりしゃがみ込むことが
出来ればOKです。
ダメな例
しゃがみ込めたとしても、
下のような場合、
上手に出来ているとは
言えません。
チェックポイントにしてみましょう。
・膝がつま先より前にでてしまう
・上体が前に倒れて、壁に顔が
ついてしまう
・つま先やかかとが
浮いてしまう
・しゃがむと、膝が
極端に内側や外側を
向いてしまう
注意点
・もともと膝が痛い方は
無理して最後までしゃがみ
こまないでください
・しゃがみこむ時に
無理をして、腰を反り過ぎないように
してください
・バランスに自信のない方や、
妊婦さんは、必ず支えがある状態、
何か掴まれるものが
ある状態で行ってください
出来なかった方は…
上手に出来なかった方は、
股関節を使えていないせい、
膝に負担をかけている可能性が
高いです。
余裕がある場合、
毎日練習してみてください。
痛みがあって、動作が出来ない場合には、
お尻を突き出すようにして、
完全にしゃがみこむ手前、
半分くらいで止めて戻す。
これを繰り返すだけでも
トレーニングになります。
無理せず実践してみてください!