070-4222-8355

ブログBlog

Blog

070-4222-8355

営業時間

9:00~17:00
※木曜14:00~

定休日

水曜・木曜午前・日曜

Home > ブログ > 産後の坐骨神経痛は、ケアを間違えるとしびれが増えるので要注意

マタニティ

産後の坐骨神経痛は、ケアを間違えるとしびれが増えるので要注意

こんにちは。

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

 

妊娠中、または

産後、急に足がしびれ出して

驚く方が少なくありません。

 

人のからだは、血流が悪いだけでも

しびれになることがあります。

(正座して足がしびれてくるような

感覚)

 

一方で、「坐骨神経痛」と呼ばれるような

神経圧迫でもしびれがでます。

 

この「坐骨神経痛」の場合、

対処を間違えると

しびれが増える可能性があるので

要注意です!

 

 

目次

しびれの種類

マタニティ(妊娠期)と産後、
手足にしびれを感じた
場合、大きく2つの理由が考えられます。

1つは血流の低下

2つめは神経圧迫です。

1、血流の低下

妊娠中、血の巡りが割悪くなることは
どうしても避けられない問題です。

子宮による、内臓の圧迫や
反り腰姿勢によるふくらはぎの
機能低下が主な原因になっています。

2、神経圧迫

今回のテーマでもある「坐骨神経痛」も
神経圧迫のひとつです。

神経の周りにある筋肉がこわばっていたり、
姿勢によって圧迫をうけると、
しびれや痛みを感じます。

2つの見分け方

シンプルに血流によるしびれの場合、
正座の後に足がしびれているような
ビリビリとした感覚になります。

産後より、妊娠中に感じやすいしびれで、
軽い運動や、お風呂など、
血流がよくなると
しびれが消えることも多いです。



坐骨神経痛の場合、
しびれといっても、痛みを伴うことが
多いです。
チクチク刺されているような、
嫌なしびれを感じます。

座る、立つなど一定の
姿勢でしびれが強くなる場合、
神経痛の可能性が高くなります。

坐骨神経痛とは

しびれが出た時には
まず、本当に坐骨神経痛
なのか判断する必要が
あります。

お尻の奥にある神経

坐骨神経はお尻の奥の
梨状筋(りじょうきん)という
筋肉の下を通っています。

写真をみて確認してみてください。

お尻からスタートして、
ももの裏、
それからふくらはぎの
前、外側を通ります。

原因がお尻でも、足先にしびれが出ることがある

もっとも、神経圧迫しやすい部分が
写真にあげたお尻の奥の
部分です。

その部分にそのまま、
痛みやしびれを感じる
方もいます。

ですが、同じ部分で圧迫を
受けていても、
足先やももの裏、外側だけ
しびれを感じる方もいます。

根元で神経圧迫していても、
末端にのみ症状が
出る可能性があるのが、
神経痛なのです。

周産期の坐骨神経痛の注意点

多くの場合、「坐骨神経痛」と
判断すると、
梨状筋を緩めることで、神経圧迫を
少なくしようとします。

ネットで調べても、
テニスボールなどで、
お尻をゴリゴリ…といった
ケア方法がたくさん載っています。

ですが、産前・産後の場合、
このケアが裏目にでることが
あるのです。

妊娠、出産による重心の変化

このブログ内でも何度か説明していますが、
妊娠してお腹が大きくなると、
重心が前に引っ張られます。

それによって、股関節は
”内旋”といって、内側に
ひねられた状態になります。

詳しくは
下リンクの「【ブログ】産後太りやすくなる
股関節の特徴☆セルフチェック付き」
の中でも説明しています。

お尻の筋肉が引き伸ばされる

股関節が内旋してくると、
本来外旋(外にひねる)役割を
果たす「お尻の筋肉」は
引き伸ばされます。

坐骨神経が通っている
「梨状筋」も
例外ではありません。

筋肉が固くなっていると
縮んでいるイメージが
先行します。

しかし、この場合、
坐骨神経を圧迫している
梨状筋は
ピーンと張っていて、
上手に縮むことが出来ないのです。

伸びた筋肉をゆるめる危険性

ピーンと伸びた梨状筋を、
テニスボールなどで
緩めようとどうでしょうか。

筋膜と言われる、筋肉の外袋が
スムーズに動くようになり、
柔らかくなるかもしれません。

しかし、その一方で
すでに伸びている
筋肉をさらに緩めようとする
ことで、完全に伸びきってしまう
可能性があります。

こうなると、せっかくのストレッチは
裏目に出てしまいます。

テニスボールを使ったら、
ストレッチをしたら、
悪化した!ということに
なりかねません。

周産期の坐骨神経痛に大切なこと

話をまとめると、
妊娠中、産後の坐骨神経痛に
対して、安易にお尻を緩める
という選択を取るのは危険です。

大切なことは、
「梨状筋」を正しく使える
状態に戻してあげることです。

自然な収縮が出来るようになることで、
筋肉本来の柔軟性がもどり、
血流が回復、神経圧迫が解かれます。

何よりも、正しく使ってあげることが
必要なのです。

シェアするShare

ブログ一覧