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Home > ブログ > なぜ妊娠中、産後に「足の裏」が痛くなるの!?

産後ケア

なぜ妊娠中、産後に「足の裏」が痛くなるの!?

こんにちは。

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

 

妊娠中や産後の

思いもよらなかった痛みに、

「足裏の痛み」

があります。

 

歩く時に必ず地面につく場所なので、

痛みがあるとストレスになる

足の裏。

 

でも何で足の裏??

 

体重が増えたからから?

歩き方が悪いの?

 

など、悩む方はとても多いでようです。

 

今回は、妊娠・出産による

「足裏」事情をお伝えしていきます。

目次

足の裏のアーチ

 足裏に痛みを感じる場合、
ほとんどと言っていいほど、
「足の裏のアーチ」が崩れた
状態になっています。

妊娠中や、産後も例外ではありません。

 まずは、足の裏の
3つのアーチを見ていきましょう。

内側縦アーチ

 足裏の内側をタテに走るアーチです。

3つのアーチの中で、本来一番高いアーチです。

 足裏のアーチそのものがなくなると、
外側縦アーチと内側縦アーチの高さの差がなくなっていきます。

 一方で、女性や産後の足トラブルで
意外と多いのは、この内側縦アーチが
高くなりすぎているパターンです。

 ハイヒールの常用でも高くなりやすいアーチ
になります。

外側縦アーチ

 足裏の外側をタテに走るアーチです。

外重心が強い人は、このアーチに負荷がかかりすぎて
いることが多くなります。

 内側縦アーチが沈んでいる時は、
ほとんどの場合、外側のアーチも
沈んでいます。

 全体のアーチ回復には、内側よりも
外側のアーチを回復が大切な場合が
多いです。

横アーチ

 横アーチは、足指との
関係が深いアーチです。

指が浮いたり、反ったりする場合、
横アーチは沈んでしまいます。

正しく足指が動くには
横のアーチが必要不可欠です。

妊娠によるからだの変化

 妊娠中や、産後に足裏が痛くなる場合も、
まず間違いなく、この3つのアーチが
崩れています。

 ではなぜ、妊娠前は平気だったのに
妊娠中、産後に痛みがでるのか。

 体重が足裏に負担をかけていると
思う方が多いのですが、決してそれだけでは
ありません。

 そこには、周産期に特有の
バランスの変化が関わっています。

重心バランスの変化

 周産期の変化は全て、
「お腹が大きくなること」からスタートします。

 受動的に、頭を支えるバランスから、
お腹を支えるバランスに変わっていきます。

(周産期のバランスの変化について、
詳しくは下リンクのブログを参考にしてください)

からだは全て、連動してバランスを取っているので、
バランスの変化に合わせていろいろな部分が、
動き方を変えていきます。

股関節の変化

 お腹を支えるバランスに変化していく
過程で、股関節は今までと違う使い方を強いられます。

 前に重心をとられるようになるので、
倒れないように、股関節を内側にひねることで
バランスを取るようになります。

足先も含めて、妊娠中・産後の、
下半身の不調の多くは、
この股関節の変化が原因になっています。

(こちらも詳しくは、下リンクから
ブログをご覧ください。)

膝下の変化

 股間節が内側を向くと、
膝下は大きく2つの変化を強いられます。

一つは、股関節と一緒に、
内にねじれていくこと(連動)。

もう一つは、内に入った股関節と
バランスを取るために、外に
ㇵの字に開くことです(代償)。

 一つ目は、膝と膝が
くっつかなくなるO脚。

 二つ目は、膝と膝はつくけれど、
内くるぶしが離れてしまうX脚。

と、思っていただけると
分かりやすいと思います。

X脚とO脚による足裏アーチの変化

 お腹を支える重心の変化から、
股関節の変化→膝下の変化とみてきました。

股関節が内側に入ることで、
膝下は、連動、または代償することで
歪んでいきます。

そして、最後に被害を受けるのが
足裏です。

X脚の場合

 膝はくっついているのに、
内くるぶしは離れてしまうX脚。

この場合、足の裏のアーチは
潰れてしまいます。

 いわゆる「偏平足」の
状態になるので、
足裏を触ってみると、
平らなことに気付くと思います。

 足裏の筋肉も筋膜も
伸びきった状態になります。

そのせいで、地面に足がついた時に、
衝撃の吸収ができません。

 あまりの痛さに、お医者さんの
診察を受けると「足底筋膜炎」という
筋肉の炎症と診断される方もいます。

O脚の場合

 膝と膝が離れるO脚の場合には、
内側のアーチが高くなります。

いわゆる「ハイアーチ」と呼ばれる
状態です。

 足裏を観察すると、
内側だけ凹んでいるように
見えたりします。

 触ってみても、
足の内側だけ異常に固く、
触れるだけで激痛の方もいます。

 さらに、足の指が浮いているのも
特徴です。

足の裏、内側のカタさに比べると、
足の指先はふにゃふにゃしている
方が多いです。

 ぜひ、自分の足裏を触って確かめてください。

痛み予防ストレッチ

 X脚で足裏のアーチが潰れた場合。
O脚でアーチが高くなりすぎた場合。

どちらの場合も、まずは正しい重心で
立てるようにすることが、
根本の解決に繋がります。

 お家で取り組む場合には、
どうしても時間がかかってしまうので、
今回はより即効性のある
足裏のストレッチをお伝えします。

足指を動かす

 ポイントは「足の指です」

1本1本を軽く引っ張るように伸ばします。

次に、指と指の間を開くようにして
動かしていきます。

隣の指との間を広げてあげましょう。

 今度は、親指と小指、人差し指と薬指
中指と小指をそれぞれ引っ張りながら
上下(足の甲側、裏側)に動かします。

これだけでも、カチカチになった足裏が
やわらかくなります。

 妊婦さんで、足に手が届かない場合には、
まわりの人にお願いしてくださいね。

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