産後の腰痛、原因は肩だった!【骨盤軸整体、症例紹介】
こんにちは。
熊谷市のマタニティ&
産後の整体に特化した
女性専門整体院、
見晴みつば整体です♣
今回は、
実際にあった、症状と
原因を紹介していきます。
産後6か月で腰痛に悩み、
原因が肩にあったママさんのケースです。
目次
- ○ 産後6か月、腰が痛い!
- ・腰痛は突然に?
- ・朝になれば戻っている?
- ・徐々に痛くなっていく
- ○ 夕方痛みが強くなるのは、疲労の蓄積
- ・朝はいったんリセットされる
- ・身体の使い方のクセも
- ○ 腰痛の原因は腰だけではない
- ・ガチガチの肩甲骨
- ・体幹の不安定さ
- ○ 継続が大切
- ・「痛み」は目にみえる問題
- ・からだは一生使うもの、定期的なメンテナンスを!
産後6か月、腰が痛い!
Mさん(仮名)が、はじめて当院に
いらっしゃったのは、産後6か月が過ぎた頃でした。
はじめての出産を経験されて、
子育てに励んでいたMさん。
産後すぐは、からだに力が入れ辛い感覚は
あったものの、大きな痛みに悩むことは
なかったそうです。
腰痛は突然に?
変化が起こったのは、産後半年経ってから。
お子さんが寝ている間に、高いところにある
お鍋を取ろうとしたところ、突然腰に痛みを感じたそうです。
ズキズキとした痛みがありましたが、
動けないわけでもなかったので、
その日は我慢。
家にあったシップを張って、休みました。
朝になれば戻っている?
翌朝、起きると腰の痛みは気にならなく
なっていました。
ホッとする間もなく、お子さんの授乳、
おむつ替え、寝かしつけ、
自分の腰のことなど忘れてしまいます。
とことが、夜の授乳中、また腰に違和感が。
あれ?やっぱり痛いかも。
徐々に痛くなっていく
最初に腰が痛くなった日から、
1週間。
朝は少し調子が良いけど、
夕方になるにつれて
どんどん痛くなる…。
結局、1週間のうちに
徐々に痛みが強くなっていきました。
不安に感じたMさんは、
このタイミングで、
当院にいらっしゃってくれました。
夕方痛みが強くなるのは、疲労の蓄積
腰痛に限らず、痛みが出てくる
シチュエーションには、色々な
パターンがあります。
中でも、朝調子が良く、夕方に
痛みが強くなるのは、
「疲労」が原因になっている場合が
多いです。
朝はいったんリセットされる
「睡眠」には「回復」の役割があります。
疲労物質を取り除き、
からだの傷ついた部分を
修正してくれます。
上手に眠れてる人は、
朝にからだがリセットされ、
痛みを感じにくくなります。
身体の使い方のクセも
夕方になってくると、一日の疲労が溜まります。
この疲労が、一定量を超えると、
痛みを感じるようになります。
単純な疲労だけでなく、
からだの使い方のクセも影響しています。
育児動作が上手に出来ていないと、
からだに溜まる疲労も大きくなります。
腰痛の原因は腰だけではない
腰が痛いと、腰をさすったり、
腰を揉んだり、シップを張ったりしますよね。
一時的な痛みの緩和には、有効です。
ですが、痛みの根本は、
痛い場所と別のところにある!
ということはよくあります。
Mさんの場合、原因は肩にありました。
ガチガチの肩甲骨
当院では、痛む場所だけでなく、
全身のからだのバランスの検査、
ゆがみや可動域を確認を行っています。
Mさんの場合、肩甲骨まわりの
動きが極端に悪くなっていました。
肩を大きく動かすことが出来ないので、
腕を使う動作を全て、腰で代償していた
ようです。
体幹の不安定さ
加えて、産後の体幹が、不安定なままの
状態でした。
バンザイをしようとすると、
体幹の力で支えられず、腰が反ってしまうことも
問題になっています。
「肩を動かせない→腰を動かす→体幹が安定せず、
直接的に腰骨に負荷がかかる」
という流れで、痛みになっていたようです。
継続が大切
当院では、産後に使えなくなった体幹の
回復を最優先にしています。
Mさんのような方の場合、
同時に肩回りのを緩め、
可動を出していきます。
Mさんも3回目を終えるころには、
すっかり痛みを感じなくなっていました。
「痛み」は目にみえる問題
痛みがなくなると、もう大丈夫!
と思うのが、人間心理ですよね。
私もそうです。
(それでよく痛い目をみます。笑)
ですが、からだのケア、
特に産後のケアの場合は、
痛みがなくなっても、最低10回、
定期的な継続をおススメしています。
「痛み」はからだからの合図です。
「ここに負担がかかってるよ!」
「ちゃんとケアしないと、
もっと大変なことになるよ!」
そう身体が教えてくれています。
裏を返すと、痛みが一時的に
消えていても、根本的な
問題が解決したかは、また別の問題。
しっかりと、継続して、
からだを正しく使える状態に
戻してあげることが大切なのです。
からだは一生使うもの、定期的なメンテナンスを!
さらに、からだは一生使うものです。
歯を磨くように。お肌を化粧水でケアするように、
毎日のケアや、定期的なメンテナンスを忘れずに
行ってください。
からだも喜びますよ!