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マタニティ

妊娠後期は「オーバーストレッチ」に注意!

こんにちは。

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

近年、健康意識の高まりから、

妊娠前から「ストレッチ」の

習慣がある人が増えています。

 

とても良い健康習慣ですが、

妊娠、中でも妊娠後期になると、

ストレッチがマイナスに

働く場合もあります。

 

ストレッチの効用と、

妊娠後期の注意点について

みていきましょう。

 

目次

ストレッチの目的

 皆さんは何のために、
ストレッチをしますか?

 基本的には、
「筋肉を伸ばす」それによって
「血行を良くする」ことが
主な目的になると思います。

 やり方や教える人によっても
様々ですが、ここでは、当院で
セルフケアとしてお伝えしている
ストレッチの目的をお伝えします。

1,筋肉を伸ばす

 当院でストレッチ指導を
する場合、目的は大きく2つに
分けて考えています。

 1つが、筋肉を伸ばすことです。

中には、「筋膜」に注目している
ものもありますが、世の中の「ストレッチ」と
呼ばれるものの多くは、この分類に当てはまると
思います。

 使い過ぎて、負担が集中している筋肉を
伸ばし、正しい長さを確保すると
同時に、血流の改善をはかります。

 セルフケアの習慣として毎日
行えるとベストです。

 普段よりも沢山運動した日や、
スポーツを行った時には、
意識的に、ケアとして取り組めると
効果も高まります。

2,骨格を整える

 2つ目が、骨格を整えるための
ストレッチです。

 見た目には、ストレッチと変わらない
場合や、すこし運動の感覚に近くなるものも
あります。

 伸ばすことではなく、
関節のアジャストを目的に行います。

 動きや姿勢のクセの矯正に用いる
事が多いので、トレーニングや運動の
前に組み合わせると効果的です。

妊娠中の不調、痛み

 妊娠中、ママさんのからだは
絶えず変化していきます。

大きなお腹を支えるため、
筋肉のバランスや長さも変わっていきます。

 妊娠中に感じる不調には、
この筋肉の変化が原因になっているものが、
たくさんあります。

 ストレッチを基準にして、
対処法を考えてみましょう。

ストレッチが必要な部分

 妊娠中は、体重が増えるので、
自然と筋肉にかかる負担も増えます。

 また、子宮に取られる血流が多くなるので、
残っている血液を、できるだけ全身に
回してあげる(血流をよくする)ことも
大切です。

 筋肉でいうと、「内もも」「ふくらはぎ」
「腰」などは、負担が集中するので、
ストレッチが必要な場所になってきます。

ストレッチが不要な部分

 一方で、伸ばされている筋肉を
ストレッチする(余計に伸ばす)
ことはあまりお勧め出来ません。

 特に、「お尻」「お腹」などは、
カタくなりやすい部分ですが、
筋肉はピンと伸びた状態になっている
ことが多いので、ストレッチには
注意が必要になります。

 「ももの裏」はかなり
個人差が出る部分ですが、
こちらも個人的には、
伸ばして悪化するケースが
多いように感じます。

 このあたりの筋肉を
お家でケアする場合、
伸ばす事より、
軽く揉む、さする、ゆらす
方が効果的です。

妊娠後期は「オーバーストレッチ」に注意

 特に妊娠後期は、適度な運動、
血流の確保が必要になりますが、
筋肉の伸ばしすぎ(=オーバーストレッチ)
に注意が必要です。

 

出産を前に関節がゆるむ

 妊娠後期(28~40週)になると、
リラキシンというホルモンが増え、
関節が緩くなります。

 これ自体は、出産に必要な準備ですが、
関節が緩むと、その分筋肉が頑張って
身体を支えようといます。

 筋肉の負荷は増えるのです。

伸ばしすぎると縮めなくなる

 この時期に過剰にストレッチをして
筋肉を伸ばすと、筋肉の縮む力が
上手く発揮できなくなります。

 結果として、逆に不安定に
なってしまうことがあります。

 妊娠前や、妊娠初期に平気で
こなしていた量やタイプのストレッチで
あっても、過剰な負荷になって
しまう可能性があるので、
注意が必要です。

ストレッチ後のからだの変化をチェック

 基本的には、ストレッチをした後に、
今まで感じなかった痛みを感じる、

立ち上がった時にバランスを崩してしまう、
といった場合、
オーバーストレッチの可能性があります。

 ルーティン化しているストレッチがあれば、
この時期にしっかり体調の変化を観察して、
見直してあげることが大切です。

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