2人目の妊娠、1人目と何が変わった!?
こんにちは。
熊谷市のマタニティ&
産後の整体に特化した
女性専門整体院、
見晴みつば整体です♣
当院のマタニティ整体・産後の整体を
受けて下さっている方には、
2人目、3人目の子育て、
マタニティライフ中の方が沢山います。
お話を聞いている中で、
多く耳にすることが
「1人目(前の子)の時は
大丈夫だったのに…」
という言葉です。
私たちは体調に不安があると、
ついつい、「年齢のせい」に
しがちですが、根本的な問題は
もっと他のところにあると
思っています。
1人目と2人目の妊娠では
一体、何が変わるのでしょうか。
目次
- ○ 変化1:筋肉の使い方
- ・産後は、筋肉がなくなる!?
- ・産後は、妊娠中の筋肉の使い方を記憶している
- ・帝王切開・普通分娩、不調のあるなしは無関係!
- ○ 変化2:バランスの変化
- ・姿勢の変化
- ・片足立ちがグラつく
- ・O脚やX脚も
- ○ 変化3:ライフスタイルの変化
- ・抱っこで身体にかかる負荷
- ・妊娠という状態に慣れてしまう
- ○ まとめ
変化1:筋肉の使い方
出産後、一番大きく変わっているのは、
筋肉の使い方です。
産後は、筋肉がなくなる!?
産後、疲れやすくなった。
ふらつきが酷かったり、
力が上手く入らなくなってしまった。
と、感じる方は非常に多いです。
そのせいで、子どもを産むと、
筋肉がこんなに無くなるの!?
と思ってしまいがちです。
実はこの感覚には、落とし穴があって、
多くの場合、筋肉量が減ったり、
無くなってしまうよりも先に、
上手に動かせない状態になっています。
出産前まで、無意識に使えていた筋肉たちですから、
産後、使えなくなることで、
「筋肉がなくなってしまった!」と
感じてしまいます。
産後は、妊娠中の筋肉の使い方を記憶している
私たちが考えているよりも
筋肉は賢いです。
妊娠中、大きくなったお腹を支えるために、
今までと違った筋肉の使い方を学習していきます。
それはそれで、ありがたいのですが、
問題は、産後にその使い方が戻らなくなってしまう
ことにあります。
特に、妊娠中は約半年かけて
大きなお腹を支えていきますが、
産後、お腹の支えが必要なくなるのは
一瞬です。
妊娠中のバランスで筋肉の使い方を
記憶していた脳と、筋肉は、
混乱してしまいます。
帝王切開・普通分娩、不調のあるなしは無関係!
この、筋肉の使い方の変化は、
帝王切開でも、赤ちゃんが産道を通る
普通分でも関係なく起こります。
さらに、個人差はありますが、
からだの不調の有無に関わらず
起こっている変化です。
「辛かったけど、しばらくしたら
治ったから、放置してしまった」
という話をよく聞きます。
痛みがなくなることは
素晴らしいことですが、
イコール正しいバランスで
身体を支えられているとは限りません。
1人目の出産後に、知らず知らずのうちに
からだの使い方が変わっていた、ということも
珍しくないのです。
変化2:バランスの変化
変化1の筋肉の使い方にも
関係してくる部分です。
からだのバランスの取り方、
「姿勢」が、産前・産後では
大きく変わっています。
姿勢の変化
からだを支えるバランスの代表は
やはり「姿勢」です。
当院では、初回検査の時に
姿勢のお写真を撮らせて頂いています。
普段見ることのない自分の姿勢をみて、
驚かれる方も多いです。
産前、姿勢に自身のあった方が
写真をみてショックを受けることも
しばしば…。
特に産後は、抱っこで骨盤を
前に突き出すような
姿勢もクセになります。
意識的に修正し、
ブレーキをかけてあげることが
大切です。
片足立ちがグラつく
バランスが上手に取れなくなる
典型的な例に、片足立ちがあります。
実際にやって貰うと、
みなさんグラグラ…と中々安定した
状態で、足をあげていられません。
筋肉の使い方はもちろん、
重心が変わった時に、
上手くバランスを取れなくなってしまっています。
O脚やX脚も
「姿勢」や「バランス」でいうと、
O脚やX脚も、産後に良くみられる変化です。
膝や股関節の捻じれとして知られる
O脚、X脚ですが、
重心のバランスの変化と、
それにともなう、踵の
ゆがみが大きく関係しています。
変化3:ライフスタイルの変化
子どもが、2人目・3人目になった時、
大きく変わっているライフスタイル。
つまり、上の子の子育てをしながらの
マタニティライフになります。
心と身体にかかる負荷は、
必然的に増えています。
抱っこで身体にかかる負荷
妊娠中は、お腹の重さに引っ張られることで
「反り腰」といわれる状態になります。
腰の骨が前の様に引っ張られることで、
前へのカーブが強くなる現象です。
ただでさえ、強く前に引っ張られている
状態ですが、ここに抱っこが加わると
前方での負荷はさらに増えます。
妊娠という状態に慣れてしまう
良くもあり、悪くもあることですが、
人間、一度経験したこといは、ある程度の
「慣れ」が生まれます。
特に、2人目・3人目の妊娠中になると、
上のお子さんのお世話もあるので、
状況や環境が安静を許してくれないことも
多々あると思います。
そうなると、つい無理をしてしまう。
頑張りすぎてしまうケースが増えます。
可能な限り、周りの手を借りて、
からだを大切にしましょう!
まとめ
簡単にまとめると、
2人目、3人目の妊娠から負担が増えるのには
大きく2つの理由があります。
・1人目の産後で変化した筋肉やバランスが
そのままになっている
・上のこの子育てで、すでに身体に負荷が
かかっている
この2つを、年齢のせいだか仕方ないこと…と
諦めてしまうのは、勿体無いことです。
2人目、3人目の妊娠だとしても、
キチンと身体をケアする方法を知れば、
マタニティライフがより快適になりますよ!!