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Home > ブログ > 「産後の骨盤矯正」は一体何を矯正するのか?

産後ケア

「産後の骨盤矯正」は一体何を矯正するのか?

こんにちは。

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

産後のケアを考える方からの

お問い合わせに

 

「半年過ぎてしまったのですが、今から骨盤矯正

しても骨盤は動きますか?」

 

「開いた骨盤が締まるのでしょうか?」

といったお声があります。

 

まだまだ産後の骨盤矯正は

開いた骨盤を閉じることだったり、

骨格の矯正だと思っている方が

多いように感じます。

 

今回は、姿勢のお話しも絡めて、

当院の骨盤矯正が何を「矯正」して

いるのかお伝えします。

目次

骨盤矯正の誤解

 「開いた骨盤が産後、戻らなくなる」という
イメージはいまだに根強い様です。

 ブログ内でも何度か
取り上げましたが、
とても大事なお話しなので、
何度でもお伝えしていこうと
思います(^^)

産後、骨盤が開いて閉じなくなるということはない

 まず、産後に骨盤矯正をしないと
「骨盤が開いて閉じなくなる」という
ことはありません。

 関節そのものが出産の時と
同様に開いたままだとすると、
激痛で歩けなくなってしまいます。

 そのまま入院になるケースも
あるほどです。

開く=横に広がってみえる

 私たちが「開いて閉じなくなる」という
事を信じてしまう原因は、

・産後ズボンが入らなくなった
・お尻周りが横に広がって見える
(スタイルの変化)
・増えた体重が戻らない

といったところにあると思います。

 お尻・腰回りが横に広がって
見えてしまうこと、
出産時に関節が緩むことから、
「開いて閉じない」と言われると
納得してしまいますよね。

骨や関節は筋肉によって支えられている

 でも、実際には「横に広がって見える」
だけで、関節そのものが開いて閉じなくなるわけでは
ありません。

なので、いくら閉じよう、閉じようとしても
産後ケアの本質からは遠ざかってしまいます。


 さらに、「広がって見えてしまう骨格」
を支えているのは「筋肉」です。

この形を整えていく必要があるとすれば、
そこには筋肉の正しい動きが欠かせません。

姿勢は日々変化する

 そもそも姿勢は、日々変化するものです。
一日の中や、一週間、一カ月の中で
変数があります。

朝と夜でも変わる姿勢

 例えば、朝起きた時と一日育児に
専念した日の夜では、姿勢は変わっています。

おそらく、抱っこや授乳の
繰り返しによって、夜の方が猫背に
なっているでしょう。

 同じように座り時間が長い日は
腰が丸まりますし、PCの時間が
長ければ、首が前に出てしまいます。

定着すると慢性的なゆがみに

 そんな一日の姿勢の変化を
多くの人は、寝ることでリセットしています。

 ですが、睡眠で上手くリセットできなかったり、
長期間の変化によってゆがみや、疲れがたまっていくと
慢性的な悪い姿勢や、ゆがみに繋がってしまいます。

 特に、産後の場合は十分な睡眠時間が
取れないことがほとんどなので、
上手くリセットがかかりません。

 加えて、妊娠期間中に定着した
からだのクセが強く、日に日に悪化してしまう
ケースが多いのです。

矯正するのは「筋肉」と「体幹」の機能

 少し話がズレましたが、
産後に矯正すべき(正すべき)は
骨格そのものではなく、
それを支えている筋肉の使い方です。

筋肉の使い方が変わらなければ結局ゆがむ

 関節そのものが開いているわけではないので、
「骨盤が横に広がってみえる位置で
身体を支えている」と言った方が分かりやすいかもしれません!


 この状態で、いくら骨格の位置を戻そうとしても
支えている筋肉の使い方が悪い場合、
育児動作中にいくらでも歪んでしまいます。

 寝ている間にも上手くリセットが
かからないので、育児動作はどんどん身体に
負担になっていく…という悪循環です。

特に「体幹」の働きは大切

 その負荷を減らしながら、
骨格を良い位置で支えていくために
「筋肉の働き」を矯正していきます。

 中でも特に大切なのは
「体幹」の機能です。

 立っている時も、座っている時も
人が重力に対して姿勢を維持している時には
必ず「体幹」が働いています。

この機能を取り戻すことが、
本当に産後の骨盤矯正で本当に必要な
ことなのです。

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