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ファンクショナルトレーニング

産後の「足上げ腹筋」が腰痛につながる理由

こんにちは。

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

産後の運動はとても大事です。

筋肉の衰えや、体型の崩れを感じて

積極的に自宅で運動を取り入れるママさんも

多いと思います。

 

ところが、産後のからだの使い方には

今までにないクセがあります。

 

このクセをそのままに運動をすると、

残念ながら逆に身体を痛めてしまう方も

少なくありません。

 

今回は「脚上げ腹筋」が腰痛につながる

理由をお伝えします。

目次

足上げ腹筋とは

 すでにご存じの方の方が多いとは思いますが、
まずは「足上げ腹筋」がどんなエクササイズなのかを
みていきましょう!

やり方

 基本的なやり方は簡単で、
両脚をあげ、膝を伸ばした状態で
足を上げたり床に近づけるように
下げたりを繰り返します。

 狙っている筋肉によって、
おへそをのぞき込むように
頭側を持ち上げることも
あります。

 また、バリエーションとして、
上の写真のように膝を曲げて、
脚を交互にひきつけたり、
椅子に座って行うことで、
強度を調整したりもします。

狙い、効果

 エクササイズのバリエーションによって
細かい変化はありますが、主に、

・下腹
・脚やせ

の効果があると言われています。


 おそらく、産後のママさんも
この辺りの効果を期待して
自宅で取り入れているのでは
ないでしょうか。

なぜ「足上げ腹筋」で腰痛になるのか

 下腹の引き締めや美脚効果が
期待できる脚上げ腹筋ですが、
産後は特に、このエクササイズで
腰が痛くなってしまうケースが
多くあります。

なぜしょうか。

腹圧がかけられずに「腰」を使ってしまう

 原因のひとつに、「腰」を使ってしまう
ということがあります。

本来は「お腹」側のエクササイズなのですが、
正しく腹圧がかけられない(お腹の奥に
力を入れられない)場合、腰で代償してしまいます。

 フォームとしての注意点にも、
「足をおろした時に、腰を反らさないように」
ということがよく書かれています。

ですが、腹圧が正しくかけられない場合には、
本人がいくら頑張って意識しても
腰が反ってしまうのです。

 これくらいならいいのかな?と
思いながらエクササイズをして、
結果腰が痛くなるという
パターンがとても多いです。

「腸腰筋」の緊張で反り腰が悪化

 ふたつめに、脚を上げ下げするときに
「腸腰筋」を使っているということも
腰痛の原因になります。

 腸腰筋(ちょうようきん)は
足の付け根と、腰骨をつなぐ筋肉です。

足を持ち上げる時に使われる筋肉なので、
足上げ腹筋でも鍛えることが出来ます。

ところが、この筋肉が緊張すると
腰骨を前に引っ張ることで、
「反り腰」を悪化させてしまいます。

 産後の反り腰の姿勢では、
腸腰筋はカタく縮こまっていることが
多いのですが、足上げ腹筋によって、
より縮む可能性があり、
反り腰の悪化=腰痛につながります。

 

まとめ:産後に足上げ腹筋を行うときの注意点

1,正しく腹圧がかけられるようになってから行う

2,腸腰筋に負荷が偏らないように、お尻の筋肉や腹筋を
  個別に鍛えてから行う

3,1と2をクリアした状態で正しいフォームで行う

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