辛い生理痛を和らげるコツ
こんにちは。
熊谷市のマタニティ＆
産後の整体に特化した
女性専門整体院、
見晴みつば整体です♣
産前、産後問わず
生理痛やPMS（生理前症候群）が
キツいと辛いですよね。
痛みが強い場合もあれば、
気持ちの落ち込みが激しかったり
症状も人によって様々だと思います。
今回は辛い生理痛の症状を緩和させるための
コツをお伝えします。
目次
そもそもなぜ生理痛は起こる？
まず、前提として、なぜ生理通やPMSは
起こるのでしょうか。
基本は血行不良
これについては、ホルモンや血流
子宮の状態について色々な理由が言われています。
ここで考えられる「理由」や「原因」について
詳しくは触れることはしません。
ただ、筋腫や内膜症などの診断が無い場合、
「血流に問題がある」と思ってください。
今回は、この「血流の問題」を改善する
為のアプローチを
【筋肉】【関節】【栄養】の面から
お伝えします。
筋肉
まずは筋肉です。
子宮の周りの筋肉がカタくなることで、
結果として血流が悪くなります。
「楽になった！」と感じやすい
２か所をご紹介するので、
ぜひ緩めてみてください。
下腹部
①仰向けに寝転がって、両膝を立てます
②その状態で、おへそから下の
お腹（下腹部）を軽く押すように触って
みてください
この時、カタさを感じたり、
押すと痛みを感じる場合は、
お腹の筋肉が固まっている可能性があります。
①膝を立てたまま、
手を置いて横に滑らすように緩めていきます
特に、恥骨の上から鼠径部にかけては
痛みを感じやすい部分です。
ご自分で「柔らかくなったな」と感じるまで
さすってください。
下腹部の場合、生理が始まってからだと
刺激が強すぎる場合があります。
（押されると気持ち悪くなったり）
マッサージ自体は、生理開始の２，３日まえが
おすすめです。
生理開始後に、カタさを感じる場合は、
【ホッカイロ】や【湯たんぽ】で温めてあげてください。
内もも
内もものカタさも
子宮の血流に大きく関係します。
特に内ももの場合は
「骨盤底」を通して
子宮に影響があります。
さらに、下半身のなかで
「血管」の多い場所でも
あるので、固まることで
下腹部～下半身の冷え＝生理痛の悪化に
つながる事が多い部位です。
①恥骨側から、膝の内側に向かって
縦にほぐすように緩めます
個人的に、生理痛を楽にする目的であれば
「ストレッチ」より「マッサージ」が
おすすめです。
痛みが強くなければ「筋膜ローラー」
などでコロコロと転がして貰っても
OKです！
上手にゆるむと、それだけでポカポカしてくる
感覚がありますよ！
関節
関節も、子宮の血流問題を
改善するのにとても大事な役割を
果たしています。
仙腸関節
お尻の真ん中にある三角形の骨の
左右のつなぎ目を「仙腸関節」と言います。
この関節にゆがみが生じたり、
動きが悪くなることで、子宮の血流が
悪くなります。
今回は関節を緩める
ストレッチをお伝えします。
①仰向けに寝ころがる
②片脚を曲げて、両手で抱え込む
③軽く腰を反る
（ほんの少し床から離す
イメージ）
④３の状態をキープしたまま、
片脚をゆっくり、まっすぐに
お腹の方へ近づける
⑤３０秒キープ
これを左右2回ずつ行ってみてください。
特に、普段座り仕事が長い方は、
この関節がガチガチに固まっている
可能性が高いです。
ゆっくりと緩めてみてください。
栄養
最後は栄養から
子宮周りの血行を整えます。
こちらも、色々な問題が
考えられますが
メジャーな二つの栄養素を
ご紹介します。
鉄
女性の場合、やはり「貧血」の
問題は切っても切り離せません。
子宮のみならず、全体に「血液」が
足りていない状態になります。
特に生理の際に
出血量が多い方は知らず知らずのうちに
鉄欠乏になっている可能性があります。
植物性のものより、動物性の方が吸収が良いので、
赤みのお肉やマグロなどを意識して増やしてみて下さい。
場合によってはサプリ等でサポートしても
効果的です。
マグネシウム
マグネシウムには筋肉を
弛緩させる働きがあります。
不足すると、筋肉がゆるみにくくなるので、
足がつりやすくなったりまします。
生理の際、子宮の周りの筋肉が
収縮した時にマグネシウムが不足していると
緊張がとれなくなるのです。
現代人には不足しやすい栄養素なので、
マグネシウムを意識して摂るだけで
生理痛が楽になった！という方も多いです。
お米を炊くときや汁物に「にがり」を足したり
「ぬちま～す」など、マグネシウムがたくさん入っている
お塩を使ってみてください。
入浴の時に「エプソムソルト」（マグネシウムの入浴剤）
を使うのもおススメです。
生理が始まる前に…
「栄養素」は普段から
意識的に摂る様に心がけていくことが
大切です。
ストレッチやマッサージは、
毎日できればベストですが、難しい
場合には生理開始の１週間くらい
前から出来ると効果が分かりやすいです。
もちろん痛みを感じてからでも
効果はあるので、ご自分のやりやすいもの
変化が多きいっものから試してみてください。