メンタルや疲労感につながる産後の貧血に注意
こんにちは。
熊谷市のマタニティ＆
産後の整体に特化した
女性専門整体院、
見晴みつば整体です♣
出産時の出血によって、
産後から貧血症状が出るママさんは
たくさんいます。
妊娠中は定期的に
血液検査をするので
お医者さんから指摘される
事で気付きます。
しかし、産後は本人が気づかないまま
鉄分や血が不足するパターンが
たくさんあります。
目次
- ○ 鉄について
- ・一日に身体に入る鉄
- ・出ていく鉄
- ・女性には生理や出産がある
- ○ 気付かずに不足する「鉄」
- ・意識的に取り戻すことが大切
- ・少量を意識的に毎日
- ○ 「鉄」不足で起こる症状
- ・不安で泣きたくなる
- ・息切れが激しく疲れやすい
- ・頭痛やめまい
- ○ 産後は意識的に「鉄」食材を！
鉄について
生理や出産がある女性にとって
大事な栄養素の「鉄」。
鉄は本来、からだに入り辛く
出辛いという特特徴があります。
一日に身体に入る鉄
「鉄」は身体の中に多すぎても
害になる栄養素です。
なので、鉄分を含む食べ物や
サプリでたくさんの「鉄」を摂っても
一気に身体に吸収されません。
一日の中で身体に入って
くる鉄分は約１～２mg程度です。
出ていく鉄
身体の中で使わる「鉄」はそのほとんどが
体内でのリサイクルによって
まかなわれています。
なので、出ていく「鉄」も多くはなく
１日1~2mg程度になっています。
女性には生理や出産がある
特に何もない状態では、出ていく「鉄」と
入ってくる「鉄」がほぼ同量で代謝していきます。
ですが、女性には「生理」と「出産」があります。
生理で失われる鉄は１回に約３０㎎。
これはあくまで平均値で、経血量が多いと
より多くの「鉄」が身体の外に出ていきます。
出産時には、普通分娩の正常な出血範囲内で
多くて約250㎎になります。
普段出入りしている「鉄」の量を
考えると凄い量ですよね。
気付かずに不足する「鉄」
このように出産時は
たくさんの「鉄」を失います。
ですが、妊娠中のように
定期的な血液検査を
することはありません。
意識的に取り戻すことが大切
最初にお話しした通り、
「鉄」は一度にたくさんの量を
身体の中に取り込むことが出来ません。
なので、出産の時に失われた鉄分は
１，２ヵ月かけてゆっくりと取り戻して
いくことになります。
ところが、子育てに追われて
食事がおろそかになると
気付かないうちに「鉄」が補給されずに
不足状態が続くことになってしまいます。
意識的に産後の食事に鉄分を
足していく事が必要になります。
少量を意識的に毎日
サプリなどのサポートも有効ですが、
産後は「鉄」以外の栄養も需要があがります。
出来ればしっかり３食食べる習慣+食事の間の補食
に鉄分を意識した方が効果的です！
「鉄」不足で起こる症状
自分に「鉄」が足りているのか･･･
血液検査が出来るとベストですが
忙しく時間がない時には
鉄不足で起こる【症状】も
参考にしてみてください。
不安で泣きたくなる
「鉄」が不足すると、
とにかくメンタルが不安定になります。
突然に不安で仕方なくなったり、
涙が止まらなくなったり･･･
産後のうつ症状も「鉄」不足が
原因になることが多いです。
時間の経過と共に
安定していく傾向にはありますが
産後いメンタルの不安定感を感じたら
必ず「鉄」の補給を意識してください。
息切れが激しく疲れやすい
貧血症状は、イコール
酸欠です。
倦怠感や、異常な疲れやすさ
ぐったり感を感じた場合も
「鉄」不足が疑われます。
こういった症状は
産後であれば、大なり小なり誰でも経験が
あると思います。
その分「こんなものだろう…」と
見過ごされやすいことも事実です。
少しの食事の工夫で
グッと楽になる事も多いので
しっかりと自分の身体に
目を向けてあげてください。
頭痛やめまい
貧血症状の代表ではありますが、
産後は睡眠不足も重なるので、
「鉄」が不足して起きている
ということに気付かないパターンがあります。
睡眠そのものが【赤血球】を作るには
大事な時間なので、睡眠不足×鉄不足で
より悪化すると考えて貰えると良いと思います。
産後は意識的に「鉄」食材を！
症状が当てはまる方は特に
「鉄」食材を意識的に食事に
足すようにしてみてください。
具体的な食材については
今回のブログでは触れませんが、
お店のインスタグラムでは
食材も含めたs情報を随時更新しています。
ぜひ、合わせてご確認ください！