産後にぎっくり腰が起こりやすい理由
こんにちは。
熊谷市のマタニティ&
産後の整体に特化した
女性専門整体院、
見晴みつば整体です♣
産後にはじめてぎっくり腰を経験する
ママさんはたくさんいます。
妊娠前は腰痛知らずだったのに…と
ショックを受ける方もいますが、
産後は身体がぎっくり腰になりやすい
状態になっています。
理由を説明していきますね。
目次
- ○ ぎっくり腰のメカニズム
- ・前かがみ、物を持ち上げた時になる
- ・腰椎に瞬間的にストレスがかかる
- ○ ぎっくり腰の原因
- ・①姿勢が悪い
- ・②筋肉がカタい
- ・③体幹・筋力が弱い
- ○ 産後にぎっくり腰が起こりやすい理由
- ・育児は前かがみ+持ち上げの連続
- ・産後は姿勢が悪くなる
- ・産後は体幹が弱くなる
- ○ まとめ
ぎっくり腰のメカニズム
産後にぎっくり腰を
経験するママさんが
たくさんいます。
ぎっくり腰とは、急性の
腰痛の総称です。
痛みの強さに程度はありますが
急にでた痛みは全て「ぎっくり腰」
と呼ばれています。
まず、ぎっくり腰は
どういう時に起こるのか、
メカニズムを説明していきましょう。
前かがみ、物を持ち上げた時になる
ぎっくり腰は、前かがみ+持ち上げ動作で
なる事がほとんどです。
稀にひねった動作で痛める方もいますが、
この場合も「前かがみ」の動作は絡みます。
腰を丸めている状態、
手を前に出している(何かを
持ち上げよう、起こそうとして力が
加わっている状態)
がぎっくり腰になる姿勢です。
腰椎に瞬間的にストレスがかかる
前かがみ+持ち上げ姿勢になると
腰椎(腰の骨)に瞬間的に
チカラが加わります。
その瞬間に、腰まわりの筋肉が
緊張して縮みます。
瞬間的かつ、過剰な
収縮なので、その後に筋肉の
力抜けない状態になり
(緩めなくなる)
ぎっくり腰になります。
ぎっくり腰の原因
前かがみ+持ち上げ姿勢で
腰椎に瞬間的にストレスが
加わって、まわりの筋肉が
固まって戻れなくなることで
ぎっくり腰は起こります。
では、その原因にはどんなことが
考えられるでしょうか。
①姿勢が悪い
姿勢が悪い状態とは、
どこかの筋肉に必要以上の
負担がかかっている状態のことを
言います。
この「必要以上の負担」が普段から
大きいほど、急にかかった腰椎への負担への
耐性が低くなります。
ぎっくり腰は急性腰痛ではありますが、
基本的には日々の姿勢や負担の積みかさねで
痛みが出るのです。
②筋肉がカタい
筋肉がカタいと
可動域が狭くなります。
本来90度曲げることが出来る場所が
60度しか曲がらないとなると、
そこにかかる負担も当然大きくなります。
ぎっくり腰予防にも、普段からの「柔軟性」は
とても大事です。
③体幹・筋力が弱い
産後や女性によくある原因として、
体幹や筋力の弱さがあります。
持ち上げる動作には「体幹の安定」と
「筋力」が欠かせません。
特に体幹の安定が無いと、
からだの表層の筋肉に
過剰な負担がかかります。
また、息を吐くと
体幹の筋肉に力が入りやすいので
「は~~~」と息を吐きながら
重いものを持ちがるようにすると
腰を痛めにくくもなります。
産後にぎっくり腰が起こりやすい理由
ここまで話すと、もうピンと
来ている方もいるかもしれません。
育児は前かがみ+持ち上げの連続
ぎっくり腰が起こる時の
姿勢は「前かがみ+持ち上げ」でした。
産後は抱っこ、授乳、おむつ替え
とにかく前かがみ+持ち上げ動作の
連続です。
1日のなかでも数えることが
出来ないくらい繰り返しています。
日々繰りかえす動作が
ぎっくり腰になりやすい理由です。
産後は姿勢が悪くなる
お腹に赤ちゃんが居るうちは
どうしても「反り腰」になります。
産んだ後もからだにクセは残るので、
産後何もせずに、姿勢が良くなる方は
いません。
特にケアをしていなければ
間違いなく「悪い姿勢」になります。
これもぎっくり腰が起こりやすくなる
原因のひとつです。
産後は体幹が弱くなる
さきほど反り腰の話を
しましたが、この時には
お腹を含む体幹周りの
筋肉は機能低下を起こします。
産んだ後の「お腹に上手く
チカラが入らない感じ」は
何も子宮や帝王切開のせいだけであは
ありません。
体幹の筋肉が上手く動かせない
=表面の筋肉はカタくなって
柔軟性がなくなる。
動作の時には必要以上に
まわりの筋肉に負担がかかるので
ぎっくり腰のリスクが
高くなるのです。
まとめ
このように産後はぎっくり腰になる姿勢や
姿勢の悪さや体幹の抜けなど、
ぎっくり腰の原因を網羅しています。
そのせいで、産後人生で
はじめてぎっくり腰を経験する
パターンも多いです。
産後は「今ある痛み」だけでなく
【痛み予防】も含めて、
しっかりとケアしていきましょう!