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産後ケア

産後に、腰痛やぎっくり腰がクセになる理由

こんにちは。

 

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

ぎっくり腰をはじめとする、

産後の腰痛は

クセになりやすいと言われています。

 

再発防止のためには、

しっかりとした、根本的な原因への

アプローチが必要です。

 

今回は、なぜ産後にぎっくり腰を

繰り返してしまうのか、

その原因と対処法をお伝えします。

目次

ぎっくり腰とは

 ぎっくり腰とは、急性腰痛の総称です。

細かい定義や、はっきりとした
整形外科的な定義はありません。

 いつも痛い状態を「慢性痛」。

それに対して、動作の拍子で
急劇に痛みを発した場合
「急性痛」になります。

 詳しくは下記リンクで説明してるので、
そちらをご確認ください。

ぎっくり腰の原因

 ではなぜ、急性腰痛といわれる
ぎっくり腰は起こるのでしょうか。

 ぎっくり腰の原因について
説明していきましょう。

本来、原因はさまざま

 はっきり言って、ぎっくり腰の原因は
様々です。

 ぎっくり腰自体が、「急性の腰痛」
ということで、痛みの原因・痛み方
どちらも「色々ある」というのが
正直なところです。

整体で対応しているぎっくり腰の原因

 ですが、整体院で対応している、
多くのぎっくり腰の症状には、
共通した原因があります。

 
【腰椎(腰の骨)、または、腰回りの筋肉に
瞬間的に身体が耐えられないほどの力が
かかることによって、筋肉が過剰に収縮し、
その緊張状態が続くから】  です。

 つまり、動作の瞬間、
からだの許容量を超えた負荷が
かかることで、ぎっくり腰は起こるのです。

ぎっくり腰になりやすい人

ぎっくりになりやすい人の特徴

 まず、どういう人がぎっくり腰に
なりやすいのでしょうか。

 大きく分けると、2つのパターンが
あります。
 

1,もともとの許容量が少ない
2,日常にかかっている負荷が大きい

 ぎっくり腰の原因が
「瞬間的にからだの許容量を超えた
負荷がかかる」ことなので、
この2つのどちらかに当てはまる場合、
ぎっくり腰になる可能性が高くなります。

1,もともと許容量が少ない

 もともとの許容量が少ない人は、
何気ない日常の動作でも、
ぎっくり腰を起こしやすくなります。

 例えば、身体に「3」負荷がかかる
作業があります。

もともとの許容量が「10」の場合、
「3」の作業を繰り返しても、
大したダメージにはなりません。

ところが、もともとの許容量が「4」だった
場合、身体にとっては、
ぎりぎりのところで作業していることに
なります。

 疲労が溜まって、許容量が「4」から「3」になった時に
同じ作業をすると、ぎっくり腰になる危険性があります。

2,日常で、身体にかかっている負担が大きい

 日々、身体に大きな負担を
かけている方も、危険です。

 例えば、からだの許容量が「6」を
維持していたとしても、

日々「3」の負荷をかけている人と、
日々「5」の負荷をかけている人では、
後者のほうが、ぎっくり腰に
なりやすくなります。

なぜ産後にクセになるのか

 産後になぜ、ぎっくり腰に
なりやすいのか。

 一言でいうと、
ぎっくり腰になりやすい人の特徴に
産後の状況が当てはまるからです。

「許容量が少ない状態」とは

 先にあげた「許容量が少ない状態」とは
一体どういう状態でしょうか。

 大きく分けると3つのパターンがあります。

1,疲労が取れていない

2,筋力が弱い

3,運動不足で、身体がカタい

 産後に当てはめて考えて
みましょう。

1,疲労が取れていない

 疲労に関しては、日々状況が変化します。

 からだのセルフケアをしているか、食事や
睡眠がしっかり取れているか、が毎日の
コンディションを決めているのです。

 産後の「睡眠不足」
「自分の時間不足」は
ママさん皆の悩みです。

 疲労を回復する時間を
取りづらいことから、
産後は、「疲労がとれていない」
状態が続きやすくなります。

2,筋力が弱い

 もともと女性に多い原因ですが、
産後はより顕著になります。

 筋肉量が極端に少ない場合、
筋肉にかかる負荷が増えてしまうのです。

 加えて、産後は持っている
筋力を正しく使う力が衰えます。

 産後に疲れやすくなった、と思う
原因の1つにもなっています。

3,運動不足で、身体がカタい

 デスクワークで働いていた人に
多い傾向があります。

 からだに柔軟性がないと、
可動域が狭くなるので、
負荷を分散することが出来ません。

 産後はからだを酷使する一方で、
からだの為になる運動や
ケアをする時間が取りにくくなります。

 結果的に、運動不足や柔軟性がなくなり、
ぎっくり腰になりやすい身体になっていくのです。

「日常で、身体にかかっている負担が大きい状態」とは

 今度は、「日常の負担が大きい状態」
についてです。

 こちらは2つのパターンが
あります。
 
1,前かがみや、重いものを持ち上げるなど
  腰に負担のかかる動作が多い

2,動作の負荷が一点に集中している

1,前かがみや、重いものを持ち上げるなど、腰に負担のかかる動作が多い

 1については、育児動作が当てはまります。

 抱っこや授乳。
日々大きくなるお子さんを、抱きかかえて歩いたり、
持ち上げたり。引っ張って歩き回ったり。

 からだが産後の状態でなくても、育児動作は
からだに相当な負担をかけています。

2,動作の負荷が一点に集中している

  2については、少し難しいので、
詳しく説明します。
 
 「動作負荷が一点に集中している」とは、
使えていない筋肉の分を、使える筋肉で
補っていると考えてください。

 例えば、1つの動作に対して、10の力が
必要だとします。

 これに対して、5:5で負荷がかかる
2つの筋肉があります。

このうち1つが「2」しか働かないとすると、
2:5では動作が出来ません。

そこで動ける方が頑張って
2:8の負荷で動作をするように
なります。

 この時、片方の筋肉には、本来「5」の負荷が
かかる動作で「8」の負荷がかかるようになっています。

 これが、瞬間的に許容量を超える
きっかけになってしまうのです。

産後は、ぎっくり腰になりやすい全ての特徴に当てはまる

 産後という特殊な状況下では、
ぎっくり腰になりやすい状態、
すべてに当てはまってしまいます。

 中でも「動作の負荷が一点に
集中している」状態は、産後特有の
からだの変化に当てはまるので、
例外がありません。

 からだの奥にある体幹の筋肉が
使えなくなっているために、
からだの外の筋肉に負荷が集中します。

 結果的に、産む前は腰痛知らずだった方が、
産後、ぎっくり腰や腰痛に悩むようになるのです。

ぎっくり腰をクセにしない為に

 基本的には、整体や接骨院など、
からだや姿勢をしっかり見てくれるとこで、
プロの手を貸してケアすることをおススメします。

 時間もお金もかかることですが、
ぎっくり腰がクセになってしまうと、
日常や子育てに支障が出ます。

 毎日を不安やイライラした
気持ちで過ごす事を考えると、
キチンとケアをしておくことは、
産後のどんな投資よりも
大切なことだと思います。

 特に、クセになって
繰り返すぎっくり腰に悩んでいる方こそ、
根本解決の為に踏み切ってみてください。

整体に通えない場合

 それでもどうしても、通うことが難しい場合には、
以下の方法をおススメしています。

1,可能な限り(周りの助けを借りて)
  睡眠をとる。 この時、スマホやPCの光を避ける

2,水分をしっかりとる

3,ストレッチや、軽い体操などを継続して行う

4,からだを冷やさないようにする


 1の睡眠に関しては、下リンク内のブログで
腰痛との関係についてまとめています。

 寝不足は腰痛のもと!
興味のある方は、ぜひこちらの
ブログも一読ください。

 全て、ストレスにならない程度に
出来る範囲で、継続して行うことが
大切です。

 日常の変えられる部分から、
出来るだけ楽しく、工夫してみてください。

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