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Home > ブログ > 「産後ケア」が「最高の子育て」への第一歩!

子育て

「産後ケア」が「最高の子育て」への第一歩!

こんにちは。

熊谷市のマタニティ&

産後の整体に特化した

女性専門整体院、

見晴みつば整体です

 

先日、慶應義塾大学医学部 小児科主任教授、

医学博士である高橋孝雄先生の著書

『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』

を読み返しました。

 

この本は、幼稚園、小学校で絶賛され、

PTA全国協議会でも推薦されています。

 

私も発売直後に一読したのですが、

先日読み返してみました。

 

今のスタイルで仕事をするように

なって、改めて納得・共感させられる

部分が沢山ありました。

 

そして、「最高の子育て」のために、

「産後ケア」は大きな役割を

担える!とも確信しています。

 

本の内容と一緒に、

「産後ケア」の持つ意味、本質を

お伝えします。

目次

「最高の子育てとは」

 『小児科医のぼくが伝えたい
最高の子育て』の中で、
高橋先生は「見守る子育て」を
推奨しています。

 大きく3つのポイントで
説明していきましょう。 

(Amazonのリンクが貼ってあります。
興味のある方はぜひ!)

1,子供の好きを一緒に探す

 子どもには、もって生まれた素質や個性、
才能があります。

 大切なことは、その才能が花開くのを
温かく見守ってあげること。

そのために、子どもが何に興味を持っていて、
何が好きなのか。子どものの好きを一緒に
探してあげることが大切です。
 

2,親の心を穏やかに

 大切なことは、子どもの持っている才能を
見守ること。

 なので、情報に振り回されるのは
無意味です。

 理想の子育て、理想のお母さんを
追い求める必要はありません。

 子どもは「今」のお母さんが大好き。
親の心を穏やかに、子どもとの時間を
大切にすることが重要です。

3,子どのもの「3つの力」を伸ばしてあげる

 勉強や、運動ができることも立派なことですが、
何よりも大事なのは、

・共感力
・意思決定力
・自己肯定感

この3つです。

 この3つの力をしっかりと
培ってあげることが、親の務め。

+α 親の健康の大切さ

 加えて、本の中に、整体師として、
ものすごく共感した部分があります。 

 それは、「親が健康であること」
の大切さです。

 正確に言うと、
「子育てに関わる全ての人の健康」
が大事と、高橋先生は伝えています。

 両親だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃん
先生や保育士さんなど。

 育児を取り巻く人たちが健康であることが、
「育児」を支えているのです。

日本で、産後ケアをしっかりとする人はとても少ない

 「子育てに関わる全ての人の健康
が大事」という言葉にとても共感します。

 一方で、日本では「産後のケア」が
まだまだ行き届いていないのが
現状ではないでしょうか。

妊娠中~産後、からだに痛みを覚える人の割合

 少しデータは古いですが、
妊娠から出産、育児の過程で
カラダに痛みを感じる人の割合を調査した
データがあります。
(下記論文より、数字を引用)

 115名に対して行った
アンケート調査で、結果は

「妊娠中は89.6%

産後は87%

の人が、身体のどこかしらに
痛みや不調を感じている」

という結果になりました。

ケアをする人の割合

 そのうち何もしない人は、
全体の19%。

ケアをする人のケア方法は、
ストレッチやセルフケアが
ほとんど。

 医療機関を受診する方は、
全体の30%ほどでした。

 さらに、医療機関での
対応は、マッサージや湿布薬の
処方がメインで、

運動やからだの使い方に
関する指導はなかったそうです。


 痛みを覚える人の割合に対して、
適切に産後のケアをしている方の
割合は、あまりにも少ないと
言えます。

「最高の子育て」のために、適切な産後ケアを!

 この現状を踏まえて、改めて
高橋先生が言うところの、
「最高の子育て」に話を戻しましょう。

 

お母さんの健康が一番!

 高橋先生は、「育児に関わる全ての方の
健康」と仰っていますが、
何をとっても、お母さんの健康が
子育てに一番影響を与える、
誰よりも大切なことは間違いありません。

 「健康」というと、
一回り大きな括りになりますが、
身体に不調が少ない事、痛みのない生活が
とても大事です。


「心」にも「からだ」が関わる

 加えて、穏やかな心で見守ること、
にもに関しても、「自分の体調が
安定している」ということが非常に大切です。

 自分の体調が悪いと、子どもに
目を配る余裕がなくなります。

 お母さんのお話を聞いていても、
育児について、後から反省する時は、
大抵自分の体調が悪かった時が
多いのです。

 子どもとの時間を濃くする、
信じて見守るには、自分に余裕をもつこと
が大切なのです。

 そして、そのためにも、
上手に産後ケアを使って
欲しい!と深く感じています。

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